大谷翔平と水原一平氏の調査 15年のマーリンズ投手は罰金処分 出場停止は課せられず MLB機構声明 米国開幕までに結論か
MLBは22日(日本時間23日)、ドジャース・大谷翔平選手の元通訳、水原一平氏が違法賭博の疑いがあることについて、調査を開始したと発表した。「大谷翔平と水原一平の疑惑を報道で知って以来、情報収集に努めてきました。本日未明、我々の調査局(DOI)はこの件に関する正式な調査手続きを開始しました」との声明をリリースした。
過去に違法賭博でMLB機構から懲戒処分を受けたのは2015年、マーリンズに在籍したジャレッド・コサート投手。MLB機構が規定している違法賭博のルールに違反して罰金処分を受けたが、出場停止は課せられなかった。この裁定の大きな理由となったのが「野球に賭けていないことをリーグが判断したため」だった。
水原元通訳はESPNのインタビューで「100%野球に賭けたことはない。そのルールは知っている」と釈明していた。今後、米国開幕までの5日間で結論が出ることが予想される。ドジャースは24日からエンゼルスとのオープン戦3試合が予定されている。