藤浪晋太郎 2年目はマイナースタート濃厚 指揮官がキャンプ降格発表 オープン戦防御率12・27&ストライク率55%
メッツの藤浪晋太郎投手が23日、マイナーキャンプに降格した。ニューヨークの地元局、SNYが公式Xでカルロス・メンドーサ監督が同投手の降格を発表する動画を投稿した。
藤浪はここまでオープン戦5試合に登板し、0勝1敗、防御率12・27。3回2/3を投げて5奪三振、5四死球を記録した。課題の制球が安定せず、ストライク率は55%(全93球のうちストライク51球)だった。
15日のナショナルズ戦は被安打こそなかったが、4四死球3失点で1死も奪えずに降板。前回21日のタイガース戦は1回1安打1失点で、2三振をマークしたが、2暴投とアピールしきれなかった。
22年オフに阪神からポスティングシステムを利用してメジャーへ移籍した藤浪は、昨季アスレチックスとオリオーズで計64試合に登板し、7勝8敗2セーブ、5ホールド、防御率7・18。シーズン終了後にFAになり、2月にメッツと1年335万ドル(約5億円)プラス出来高85万ドル(約1億3000万円)で合意した。今キャンプは家庭の事情などで2月末から3月初めまでチームを離れて一時帰国。今月7日がオープン戦初登板だった。