大谷翔平と水原元通訳、米人気トーク番組でイジられ、収録スタジオ爆笑 「ショウヘイは通訳解雇でどうやって説明すんの?」
ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平氏の違法賭博疑惑が物議を醸す中、米ABCの人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」で両者が笑いのネタにされ、スタジオ観覧者の爆笑を誘った。
コメディアン、俳優でもあり、アカデミー賞授賞式でも司会を務めたキンメル氏は自身のトーク番組の冒頭で「ロサンゼルスではドジャースの7億ドル男、ショウヘイ・オオタニにまつわる騒動が起こっています」と切り出し、「みなさんご存じがどうか知りませんが」と前置きしながら米ESPNが報じた水原氏の違法賭博疑惑について説明した。
水原氏がスポーツギャンブルで多額の借金を背負ったと報じられていることからキンメル氏は、メジャー通算最多安打記録保持者でありながら野球賭博により永久追放になったピート・ローズ氏の名前を引き合いに出し、「実は手がかりは最初からあったんですよ。この男(水原氏)はピート・ローズと同じ髪型をしていますから」と言い放つと、スタジオ観覧者は爆笑。
続けて「この件についてショウヘイはまだ報道陣に対応していません、というのも球団は彼の通訳をクビにしましたからね。どうやって説明するの?っていうことですよ」とまくし立てると、スタジオはふたたび大きな笑いに包まれた。
米メディアの報道を受け、米大リーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)に大谷と水原氏に対して正式に調査を開始したと発表。真相究明に努める姿勢を示している。