カブス・鈴木が開幕戦で二塁打 今季初得点もマーク 延長10回の勝ち越し機は凡退 チームはサヨナラ負け
「レンジャース4-3カブス」(28日、アーリントン)
メジャー3年目を迎えたカブスの鈴木誠也外野手が敵地での開幕戦に「2番・右翼」でフル出場。今季初安打となる二塁打を放ち5打数1安打で、今季初得点もマークした。試合は延長十回にサヨナラ負けした。
昨季のワールドチャンピオン、レンジャーズとの開幕戦。初対戦となった相手先発のイオバルディの前に、初回の第1打席は投ゴロに倒れると、続く四回の第2打席でも中飛。それでも第3打席で待望の今季初安打が飛びだした。
六回2死無走者の場面で打席に入ると、三塁線を抜ける二塁打を放った。続くベリンジャーの右翼への二塁打でホームを踏み、今季初得点もマークした。
八回の第4打席では左飛に倒れた。
カブスは2-2の九回2死一、二塁から代打・マストブオーニが0-1から空振りも、これが暴投となり、ラッキーな形で勝ち越し点が入った。相手捕手がファウルチップだとして球審に猛抗議したものの、受け入れられなかった。
しかし、その裏、守護神・アルゾレーが痛恨の同点弾を浴びて再び振り出しに戻った。
3-3で延長に突入した十回、勝ち越しのチャンスで鈴木に第5打席が回ってきた。1死一、二塁と得点圏に走者を置いての打席だったが、0-2と追い込まれると、遊ゴロに倒れた。