大谷翔平の新通訳・アイアトン氏 米メディアの対応で大谷とシンクロ笑顔も 明るい人柄にじむ スムーズなコミュニケーション
「ドジャース7-1カージナルス」(28日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手は本拠地公式戦初打席で右翼線二塁打を放つなど2安打をマーク。試合後、米メディアのインタビューに応じた際には、新通訳のウィル・アイアトン氏が笑みを浮かべながら応対。温かい雰囲気が会見場を包んだ。
大谷が「僕だけ、ホームラン打てなかったですけど」と語った際には、思わず口元を緩めたアイアトン氏。そのニュアンスを含みつつ、的確にメディアへ英訳した。さらに試合前のブルーカーペットについて話題が及び、大谷が「ちょっと長いかなと思ったんですけど、ハハハッ」とジョークを放った際にはシンクロするように笑みを浮かべた。
少年時代を日本で過ごしただけあって、日本語にも違和感はなく、英訳も丁寧な印象を抱かせたアイアトン氏。前田健太投手がドジャースにいた際には、チームのムードメーカーとして意外なキャラも発揮していた。
韓国開幕2試合後のオープン戦3試合は8打席無安打(2四球含む)。時差ぼけが続いていたようで「体調の管理含めて、ちょっと難しいところはあったので、こっち来てから3試合、正直、感覚的には良くなかったですし、データ的にもそこまで良くはなかった」と大谷。「その中で今日、いい感覚を1試合目から出せたっていうのは良かったんじゃないかなと思います」と安どの笑みを浮かべていた。