「ドジャース－カージナルス」（２９日、ロサンゼルス）

　ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が四回に２打席連発となる２号３ランを放った。二回の移籍後初アーチを含む２発４打点の大暴れに、ベンチの大谷翔平も「テオ～！！」と言いながらハイタッチをかわした。

　今季、マリナーズからドジャースに移籍してきたスラッガー。二回、高めの変化球を豪快に右翼スタンドへ放り込んだ。さらに四回にも浮いた変化球を左翼席へたたき込み、ドジャースタジアムは大歓声に包まれた。

　Ｔ・ヘルナンデスと大谷はキャンプ中にスペイン語を学ぶ様子が球団ＳＮＳで公開されるなど、親交を深め合っている間柄。新戦力の価値ある２発に、ベッツの先頭打者弾と一発攻勢でドジャースが五回までに５点のリードを奪った。

　大谷は五回無死一、二塁で迎えた第３打席は浮いたボールを捉えにいったが、打ち損じて二ゴロ併殺打に倒れた。