松井裕樹が1死も奪えずKO&メジャー初失点 ダルビッシュとの日本人リレー実現も 制球定まらず無死満塁のピンチ招き降板
「パドレス2-5カージナルス」(2日、サンディエゴ)
パドレスの松井裕樹投手が1点ビハインドの八回からマウンドに上がり、メジャー5戦目にして1死も奪えず無死満塁のピンチを招いてKOされた。リリーフ投手がタイムリーを許すなどしたため、初の2失点が記録された。
先頭のドノバンに安打を許すと、続くゴールドシュミットをストレートの四球で歩かせた。無死一、二塁のピンチを背負ったことろで投手コーチがマウンドへ。コントレラスにはフルカウントとなるも四球で歩かせてしまい無死満塁。ここで投手交代が告げられ、松井は1死も奪えず悔しそうな表情を浮かべた。
後を受けたペラルタがアレナドに適時内野安打を許し、続くバールソンの犠飛で2失点。松井は開幕から4戦連続無失点としっかり結果を残していたが、5戦目で初めて不安定な内容を露呈してしまった。
先発のダルビッシュは5回まで1失点の快投を見せるも、六回にコントレラスに逆転2ランを被弾。7回3失点で降板し、2番手として松井がマウンドに上がっていた。
チームは終盤に突き放され反撃するシーンを見せられず。パドレスは2連敗となった。