ドジャースが球団新記録で3連勝 132年ぶりに塗り替えた開幕8戦連続5得点以上 大谷翔平は無安打もベッツがキング弾

ジャイアンツ戦の6回、二ゴロに倒れたドジャース・大谷(左)=共同
 ジャイアンツ戦の6回、二ゴロに倒れてベンチに戻ったドジャース・大谷(左)=共同
 ジャイアンツ戦の3回、5号ソロを放ち、ベンチで祝福されるドジャースのベッツ(共同)
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 「ドジャース5-4ジャイアンツ」(2日、ロサンゼルス)

 ドジャースが開幕から8戦連続5得点以上の球団新記録をマークし3連勝。「2番・DH」で先発出場した大谷翔平選手は無安打に終わるも、打線が好調をキープしている。

 初回にフリーマンが先制のタイムリーを放つと、三回にはベッツが本塁打王に立つ5号同点ソロを左中間スタンドにたたき込んだ。ベッツはこれで通算1500安打を達成。四回にラックス、K・ヘルナンデスの連続タイムリーで一気に3点を勝ち越した。

 これで開幕から8試合連続で5得点以上になり、球団が試合前に発表したデータによると、1892年にマークした開幕7戦連続5得点以上の球団記録を塗り替えた。

 大谷は第1打席で見逃し三振に倒れ、第2打席は差し込まれての左飛。第3打席は四球を選んで好機を拡大したが、六回2死一、二塁のダメ押し機で迎えた第4打席は二ゴロに倒れて追加点を奪えなかった。開幕から37打席ノーアーチ、同8試合は自身ワースト記録。7試合連続で三振を記録するなど、なかなか状態があがってこない。

 それでも投手陣がアクシデントを乗り越え、懸命にバトンをつないだ。この日はグラスノーが先発予定だったが、急きょブルペンデーに。先発マウンドには元広島のブレイシアが上がり、1回を無失点に抑えた。以降も懸命の継投でリードを守り切り、1点リードの八回もピンチをしのいで3連勝へと導いた。

 ナ・リーグ西地区で首位をガッチリキープ。大谷の調子があがってこない中でも、ベッツ&フリーマンのMVPコンビが仕事を果たし、他の選手も場面、場面で結果を残している。強さを感じさせる内容で2カード連続の勝ち越しとなり、スタートダッシュを決めた。

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