大谷翔平「なんとか1本出てよかった」今季41打席目で今季1号「監督に『自分らしくいればいい』と。気持ちが楽になった」
「ドジャース5-4ジャイアンツ」(3日、ロサンゼルス)
ドジャース大谷翔平投手が七回に待望の今季初アーチとなる移籍1号を放った。2死走者無しから5球目の148キロをとらえた打球は、快音を残して右中間スタンドへ飛びこんだ。
メジャーでは最も遅い開幕から9試合目、通算41打席目で出た本塁打。試合後の地元局のインタビューでは「なかなか調子が上がってこなくて、焦る気持ち、早くしたいなという気持ちを我慢しながら、自分のスイングをしようと。なんとか1本でて良かった」と振り返った。
なかなか本塁打が出なかったが「ボールの見え方が一番大事だと思っている。納得のいくスタンスで構えることをまずこころがけた」という。この日の試合前もロバーツ監督らと話し「監督とも話して、『自分らしくいればそれだけでいい』というふうに言ってもらえた。それだけで気持ちが楽になった。きょうこうやって結果が出て、それを継続して頑張りたい」と見守ってくれた首脳陣らに感謝した。
この日も5万人を超える熱心なファンがスタジアムに足を運んだ。「毎日毎日にこれだけ多くのファンに入ってもらえて、やりがいというか、自分にエナジーをもらえる。それを力に代えて今後もがんばりたいなと思う」とさらなる活躍を誓った。