鈴木誠也 2戦連発2号含む3安打 メジャー初4打点「積極的にバット振れている」
「カブス9-8ロッキーズ」(3日、シカゴ)
メジャー3年目で初めて1試合4打点をたたきだした。カブスの鈴木誠也外野手(29)は2戦連発の2号ソロを含む3安打に「悪い打席があっても引きずらず、次に切り替えて、打席の中で集中してやれている」と胸を張った。
2-0の二回、2死満塁で右前に2点打を放つと、五回は左投手の内角速球を左翼席中段に放り込む。六回は全力疾走で内野安打。安打は4試合連続、今季初の1試合3安打となった。
「積極的にバットが振れている結果が、たまたま良いところに飛んでいる」という。5点差を追いつかれた八回は、無死一、三塁からのゴロが野選を誘って勝ち越し点を挙げ「走者に助けられた。次の試合に向けて反省したい」と最後まで謙虚だった。5日からは大谷と山本のいるドジャースとの対戦。6日に先発する山本には「日本ではこてんぱんにやられた。しっかり対策して、打てるように頑張りたい」と気合を込める。同い年の大谷とは、昨年の対戦前も仲の良い姿を見せており「翔平とは、いつも通り絡むと思いますけど」と再会を待ちわびた。