大谷ホームランボール巡り騒動 ゲットした女性に球団が圧力?1500万円超え価値の記念球「認証拒否」で受け渡し要求

 移籍後初アーチを放った大谷(ジョン・スーフー/ドジャース提供)=3日
 ジャイアンツ戦の7回、移籍後初本塁打となるソロを放ち一塁へ向かうドジャースの大谷=3日、ロサンゼルス(共同)
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 ドジャース・大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)のジャイアンツ戦で放った今季1号本塁打の記念ボールを巡って騒動が起こっていると、米メディア「ジ・アスレチック」が報じた。

 ホームランボールをゲットしたのは、夫と観戦していたというアンバー・ローマンさん。彼女は警備員に呼ばれ、夫と引き離された中で、ボールの受け渡しを要求され「もし持って帰るなら、ボールが本物であるという認証を拒否する」と圧力をかけられたという。ローマンさんは「大切にしているチームが私たちに対して決断を迫ってきたことに失望している」と語った。

 同メディアは「認証がなければボールは無価値になり、彼女は取引に応じる以外選択肢はなかった」と伝えた。また、大谷と夫妻との面会はなかったという。

 スポーツオークション関係者の話として、ドジャース初本塁打のボールの価値は「最低でも10万ドル(約1512万円)」だったとし、「しかし、アンバー・ローマンさんと夫はサイン入りの帽子2つ、サイン入りバットとボールを持って、ドジャースタジアムを後にした。なぜ?」と、球団の対応に疑問を呈した。

 大谷は記念球について「ファンの人と話して、いただけるということだったので。僕にとってはすごく特別なボールなのでありがたい」と喜んでいた。

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