大谷翔平、敵地でブーイングと歓声 第1打席は左中間二塁打&先制ホームイン
「カブス-ドジャース」(5日、シカゴ)
ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、初回の打席で左中間二塁打を放った。
気温6度、体感温度2度。寒風が吹く中、手に息を吹きかけながら打席に入った大谷は敵地ファンからブーイングと歓声を受けた。
初対決の右腕ヘンドリクスに対し、カウント1-1から低めの142キロツーシームを鋭く振り抜くと、時速171キロの打球が左中間を真っ二つに割った。滑り込むことなく二塁を陥れると、後続の四球と左越え打で三進。6番T・ヘルナンデスの2点中前適時打で先制のホームを踏んだ。
大谷は3日のジャイアンツ戦で待望の1号。開幕9戦41打席目はメジャー7年目で自己最多だった。前日4日は今季初遠征となるシカゴへ移動し、疲労回復に努めた。
大谷はここまで9試合に出場し、打率・270、1本塁打、4打点、1盗塁、OPS・749。3日のジャイアンツ戦は本塁打のほかに同点の三回の打席で一塁内野安打。後続の左翼線二塁打で快足を飛ばして一気にホームインし、勝ち越し点を挙げた。
▽ドジャースのラインアップ
1番・遊撃 ベッツ 打率・485 5本塁打 11打点 OPS1・686
2番・DH 大谷 打率・270 1本塁打 4打点 OPS・749
3番・一塁 フリーマン 打率・375 1本塁打 7打点 OPS1・031
4番・捕手 スミス 打率・406 0本塁打 7打点 OPS・944
5番・三塁 マンシー 打率・303 1本塁打 5打点 OPS・823
6番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・257 4本塁打 10打点 OPS・973
7番・中堅 アウトマン 打率・120 0本塁打 3打点 OPS・387
8番・左翼 テイラー 打率・091 0本塁打 0打点 OPS・424
9番・二塁 ラックス 打率・200 0本塁打 1打点 OPS・499
投手 ミラー 1勝0敗 防御率0・00