大谷翔平2戦連発に指揮官確信「これから絶好調の波が来る」 昨季本塁打王が本領発揮

 大谷の本塁打量産に自信を見せたロバーツ監督(撮影・小林信行)
 5回、2試合連続本塁打となる2号2ランを放つ大谷(共同)
 5回、2試合連続本塁打となる2号2ランを放ち、塁を回る大谷(共同)
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 「カブス9-7ドジャース」(5日、シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、2戦連発2号を含む5打数2安打2打点だった。初回の打席で左中間二塁打を放ち、先制のホームを踏むと、4点を追う五回の打席では2号追撃2ランで仲間を鼓舞した。チームの連勝は4で止まったが、今後の爆発を予感させるマルチ長打だった。

 試合後の監督室。大谷の打撃を語るロバーツ監督の口調は確信に満ちていた。

 「開幕直後はスイング、メカニック、タイミングが一致していなかったが、投球に関係なく彼の状態が良ければ、いかに特別な選手であるかは明白だ。今日も本塁打を打ったし、二塁打もあった。2本目のホームランになりそうな打球もあった。これから絶好調の波が来ると思う」

 指揮官が言う「2本目のホームランになりそうだった」のは2点ビハインドの八回2死一塁の打席だ。フルカウントから内寄り高めのスライダーを打ち上げて中飛に倒れたが、打球の初速は177キロ。「いいスイングだった。センターフライはホームランになる打球速度だったが、風に押し戻されたね」と話した。

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