大谷翔平、1号記念ボール騒動に終止符 球団が捕球した女性を試合に招待 大谷との対面実現も 米報道
ドジャースの大谷翔平選手が3日のジャイアンツ戦で放った1号ホームランの記念ボールを巡る騒動に終止符が打たれたようだ。
米スポーツサイト「アスレチック」などによると、3日にドジャースタジアムで開催された試合でアンバー・ローマンさんは記念ボールをキャッチした直後に球場警備員に連れ出され、ボールの受け渡しを要求された。「もし持って帰るなら、ボールが本物であるという認証を拒否する」との圧力をかけられる形で、記念球とサイン入りの帽子2つとバット、ボールの4点を交換。大谷と対面することなく、球場を出たという。
記念球に関しては試合後に取材に応じた大谷が「戻ってファンの人と話して、いただけるということだったので。僕にとってはすごく特別なボールなのでありがたいなと」とコメント。ローマンさんと対面した印象を受ける言い回しだったことから騒動はさらに複雑なものとなった。
「アスレチック」は5日掲載の記事で、球団がアンバーさんとその夫のアレクシス・バレンズエラさんをアンバーさんの誕生日でもある12日の試合に招待し、試合前のチーム練習時にはフィールドに降りることもできるように手配していると報道。熱心なドジャースファンのアンバーさんは「球団の気遣いに本当に感謝しています。(大谷)一人だけではなく、他の選手にも会えることは本当にありがたいです。みんなからサインをもらいたいです」と話していたと伝えた。