大谷翔平 3号ソロ&3安打の大暴れで逆転勝利貢献 第5打席は見逃し三振判定にびっくり、思わず声を上げる
「ツインズ2-4ドジャース」(8日、ミネアポリス)
ドジャース・大谷翔平投手が2番DHで出場。3号ソロを含む5打数3安打1打点、今季初の猛打賞、自己最長の5試合連続複数安打で打率・345まで上昇した。
九回の第5打席は見逃し三振に倒れ、厳しいストライク判定に驚きを隠せず。思わず「おー」と声を上げた。カウント2-1からの4球目、外角球を見逃したがストライク判定。2-2となり、続く5球目は内角のボールゾーンから入ってくる一球だったが、これもストライク判定となった。NHK-BSの解説、今中慎二氏も「今のは厳しい判定ですね」という一球だった。
この試合、七回にはベッツの打席で、ストライク判定にロバーツ監督が何らかの言葉を発し、球審が三塁ベンチへ歩み寄り激高する場面もあった。
大谷は七回の第4打席では、広島やロッテにも在籍していたジャクソンとの対戦で3号ソロ。打球角度38度と高々と左翼方向へ打ち上げ、最前列へ放り込んだ。大谷は二塁を回って本塁打を確認し、ベンチへ戻ると満面の笑みを浮かべた。打球角度38度は今季最高で、大谷自身は22年8月13日のツインズ戦で打って以来の「ムーンショット」(高い弾道での本塁打)となった。
初回の第1打席では弾丸ライナーの中越え二塁打。打球速度177キロ、飛距離121メートルだった。大谷の安打で無死二、三塁と好機拡大。3番・フリーマンの犠飛で先制した。1点を追う六回には左翼線へ二塁打。スミスの適時打で同点のホームを踏んだ。
大谷は1号ソロを放った4日のジャイアン戦以降、5戦連続の複数安打。第2打席は内角球に詰まり中飛だったが、3得点に絡む活躍で逆転勝利に貢献した。