デーブ大久保氏 ドジャース・大谷の恐怖エピソード明かす にらみつけられ「下向いちゃった」
元楽天監督で野球解説者のデーブ大久保氏が9日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜、後1・55)にリモート出演。ドジャース・大谷翔平選手の、日本ハム時代の“ド迫力エピソード”を明かした。
開幕直前に結婚を発表し、開幕戦直後には通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与した疑いなどで解雇されるなど、波瀾万丈のスタートとなった大谷。開幕から8戦連続ノーアーチと影響が心配されたが、3日以降は5戦連続でマルチ安打&3本塁打と爆発。この日も3号ソロを含め3安打をマークした。
デーブ氏は「やっぱりすごいのは、プライベートで通訳の方と(トラブルが)あって…。僕もコーチと監督やってましたけど、選手が調子悪いな、様子おかしいぞと思ったら恋人とうまくいってなかったとか、友だちとうまくいってないというだけでもプレーにすごく影響が出ていた」と経験談を披露。「大谷選手は何事もなかったようにプレーできるっていうのは心の太さっていうのは異常ですね。われわれから見たら」と舌を巻いた。
またデーブ氏は、楽天の監督時代に日本ハムに所属していた大谷のエピソードも披露。「楽天の選手がちょっと危ないボールを投げたら、ピッチャーをにらみつけたんで、楽天のメンバーが打席の大谷選手をやじったんです。そしたら、こっちをにらみつけてきて。僕は下向いちゃったんです」と、大谷から受けた恐怖感を明かした。
さらに「気迫を出せる、切り替えられる人だなと、強い男だなと感じました」と述懐。「全員、多分ビビったんじゃないですか?本当に僕、下向いたんですから」と、大谷の眼光の鋭さを思い出しながら苦笑いしていた。