大谷翔平 妻・真美子さん「いてくれて良かった」 激動の数週間乗り越えて感謝
ドジャースの大谷翔平選手(29)が8日、ミネソタ州ミネアポリスでのツインズ戦前に取材に応じ、通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題に揺れる現状について語り、妻・真美子さん(27)との新婚生活や感謝の気持ちを明かした。
どんな困難に見舞われようとも、常に最優先するのは、日々の試合で自らのパフォーマンスを最大限に発揮することだ。ツインズとの試合前、報道陣の質問に口を開いた大谷は、水原氏の問題について「野球をやる時には特に考えていない。やってきた技術は基本的に変わらないと思うのでそれをまず信じて。グラウンドの中で100%表現するのが僕の仕事なので、そこはグラウンドの外で何があっても変わらない」と述べ、野球に集中する姿勢を強調した。
新妻への思いも明かした。2月に結婚を公表し、新天地で迎えたメジャー7年目のシーズン。開幕直後に水原氏の違法賭博問題が発覚し、自身も記者会見で潔白を主張するなど、これまで経験したことのない激動の時間を過ごしてきた。真美子さんや愛犬・デコピンの存在が支えになったかという質問に「ここ数週間はいろいろあったので、隣に誰かいるかどうかは、だいぶ違う。(真美子さんが)すごくいてくれて良かった、と思う時はあった」と感謝した。
新婚生活については「基本的な生活のリズムは変わってないですかね。今日もそうでしたけど、ギリギリまで寝て(球場に)来る感じなので」と変化がないことを説明。食事面については「生活の基盤、リズムができていないので、今は作ったりとかいうことではなく、例えば何かを頼んだりとかで食事をしています」と明かした。
直後に行われた試合では今季3号を放ち、自己最長となる5試合連続マルチ安打もマークして勝利に貢献。チームにもすっかり溶け込んでいるようで「チームの皆さん、コーチ陣、フロントのサポートも、もちろんすごく感じている。すごくありがたい」。チームメートや愛する家族の支えも受けながら、目標に掲げるワールドシリーズ制覇に向けて打ちまくる。