水原一平氏の罪は司法取引で変わる可能性 清原博氏が指摘「やったことは認めるから軽くしてくれという取引」
米カリフォルニア州の弁護士資格も持つ国際弁護士の清原博氏が11日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」で、ドジャース大谷翔平の通訳だった水原一平氏について、大谷の口座設定を変更した可能性があると現地メディアで報じられたことに言及。当局と司法取引をすることで刑罰が軽くなる可能性があると指摘した。
この日は、米現地メディアが水原氏について、大谷に取引の確認が通知されないよう、口座設定を変更したという証拠をつかんだと報じたことを取り上げた。これが事実であれば、大谷の「何も知らなかった」という主張の大きな裏付けになる。
水原氏の起訴は免れないとされているが、清原弁護士は「まず、水原さんは現時点で逮捕はされておりません。これから検察官と司法取引をすると報じられている今の状況は、捜査機関側は連邦法の犯罪容疑をかけている。それはかなり重い容疑。水原さんは重すぎると、つまり、やったことは全部認めるから刑罰を軽くしてくれという取引をこれからやろうとしている」と説明した。
水原氏の容疑が具体的に出てこないことにも「アメリカでは検察と交渉することで罪名も変わってくる。そういうおかしなところがあるのが司法取引の制度で、罪名も軽いものに変わっていくので、メディアは罪名もわからない。検察当局と水原さんとの今後の司法取引の結果次第」とも解説していた。