大谷翔平 激走も幻ホームイン、7試合連続安打 節目記録は本拠地で

 「ツインズ3-2ドジャース」(10日、ミネアポリス)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)は敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数1安打。自身7試合連続安打となった。

 激走は実らなかった。2-3の七回2死一塁。走者だった大谷は、フリーマンが右翼線に放った痛烈な当たりで快足を飛ばし、一気に本塁を狙った。足から滑り込み両手を広げて「セーフ」をアピール。審判も同じポーズで認めたが、リプレー検証で判定が覆り、ホームインは幻となった。

 チームは敗れて3試合ぶりの黒星。ロバーツ監督は「送球が少しでも高かったらセーフだっただろう。素晴らしいプレーだった」と相手の中継プレーをたたえた。

 大谷は五回に右前打して7連続試合安打。日米通算1000安打にあと2本とした。あと1本に迫る松井秀の日本選手メジャー通算最多本塁打記録の到達も、12日からの本拠地6連戦に持ち越しとなった。

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