水原一平氏の量刑は「有罪なら長期の禁固刑、おそらく15年、実刑」清原博弁護士が推察

 米・カリフォルニア州の弁護士資格も持つ国際弁護士の清原博氏が12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、24億円以上の不正送金を行っていたドジャース大谷翔平の元通訳、水原一平氏について、「私の感覚なら長期の禁固刑、15年ぐらいの禁固刑」ではないかと推測した。

 この日は米司法省が、水原氏が当初の約7億円ではなく、24・5億円もの大金を大谷に無断で不正送金していたと発表された問題について特集。水原氏は銀行詐欺罪で訴追され、最大で禁錮30年という実刑もあり得る。

 解説として出演した清原弁護士は「かなりの巨額に膨れ上がりましたので、銀行詐欺はかなり重い犯罪ではあるが、銀行詐欺の中でもこれだけの巨額のお金、不正に送金したのはあまりない。量刑はかなり重くなる」と指摘。

 最高刑は禁錮30年、罰金も、という重罪だが清原弁護士は「この金額なので罰金はあり得ない。このまま有罪なら、私の感覚なら長期の禁固刑、おそらく15年の禁固刑、実刑になります」とも推測。「銀行も被害者、だまされてしまった大谷選手も被害者、ダブルで被害者がいるということでかなり悪質」とも語った。

 しかも水原氏は、勝ったお金は自分の口座にいれていたとも言われており「そこも悪質。大谷選手に戻すならまだしも、自分のポケットに入れている。ある意味それは水原氏の所得であって、確定申告して納税の必要もあるが、おそらくしていない。脱税の疑いも出てくる事案、かなり悪質なことをしているなと思った」とも述べていた。

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