米司法省は１１日、公式サイトにドジャースの大谷翔平選手（２９）の元通訳、水原一平氏（３９）が違法賭博で負った多額の借金を返済するために同選手に無断で銀行口座から１６００万ドル（約２４億５０００万円）以上を不正に送金した容疑で訴追されたと発表するプレスリリースを掲載した。

　その中で水原氏が今年１～３月にかけ、総額約３２万５千ドル（約４９００万円）で野球カードを購入していた。代金は大谷翔平選手（２９）の口座から支払われていたことも判明。米国は野球カードの収集家が多く、転売目的とみている。野球カードは「ジェイ・ミン」の偽名宛てで球団のクラブハウスに届けられていた。水原容疑者の車内にあったブリーフケースや箱からは大谷選手やヤンキースで活躍した往年の名選手ヨギ・ベラらのカードが約千枚見つかったという。

　日本のＳＮＳでは偽名の「ジェイ・ミン」が話題に。現在のところ、由来は不明だが、一部で某インターネット掲示板に集う野球ファンの通称「なんＪ民」から付けたのではと話題に。「水原一平　なんＪ民なのか」、「『ジェイ・ミン』は『なんＪ民』からきていた！？」、「ジェイ・ミン　なんＪ民説でくっそ笑ってる」、「属性盛りすぎやろ」、「笑ってしまうンゴ」と、騒然となっていた。