大谷翔平の元通訳が訴追され出廷 ロバーツ監督も安堵「翔平が前進できることがうれしい」「彼の潔白が証明された」

 「ドジャース-パドレス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平容疑者が銀行詐欺の疑いにより訴追され、連邦地裁に出廷したことについてデーブ・ロバーツ監督は試合前の会見で「(事件が)より明確になり、ショウヘイが前に進めることをうれしく思う」と話した。

 大谷は3月25日に記者会見で自身の賭博関与や自身の口座からの巨額送金など、一連の疑惑に関して潔白を主張。裁判資料によると、今月2日と3日に事情聴取を受け、すべて否定している。

 指揮官は「これで彼の潔白が証明されたと思うし、私たちはそれを信じていた。このことはもう過去のことだから、これで野球に向き合える」。さらに大谷については「彼は見事に対処していた。プレーすることだけに集中し、邪魔されることなく、素晴らしい仕事をしている。他の選手たちも本当にうまく対処していたし、雑音がプレーに影響するようなことはなかった」と称えた。

 大谷はこの日のパドレス戦に「2番・指名打者」で出場。試合前にはフィールドに出てキャッチボールを行い、投手復帰に向けた投球プログラムをこなした。

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