水原容疑者は足首に鉄錠 ノーネクタイのスーツ姿 声明で「大谷投手、ドジャース、MLB、彼の家族に謝罪したい」米サイト報じる
米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は12日(日本時間13日)、ドジャースの元通訳で大谷翔平投手から約1600万ドル(約24億5000万円)を不正送金した水原一平容疑者が同日、ロサンゼルスの地方裁判所に出廷し、2万5000ドルの保釈金で釈放されたと報じた。5月9日に開かれる次の公聴会のために裁判所に戻るという。
同容疑者は足首に鉄錠をかけられ、ノーネクタイのスーツ姿。パスポートの引き渡しを命じられ、ギャンブルやカジノへの入場を禁じられた。また、大谷投手とは接触しないよう指示された。
アウデロ判事はギャンブル依存症プログラムに参加するよう命じた。同容疑者のフリードマン弁護士からの要請で手錠は解かれた。声明で同弁護士は「法的手続きに協力し続けており、この事件をすみやかに解決するために政府との合意に達することを期待している」と述べた。
声明によると水原容疑者は「大谷投手、ドジャース、MLB、彼の家族に謝罪したい」と意向を示したという。