カブス 今永がメジャー初失点 エラーからピンチを広げ適時二塁打浴びる 連続イニング無失点記録は11回2/3でストップ
「マリナーズ-カブス」(13日、シアトル)
カブスの今永昇太投手がメジャー3度目の先発マウンドに立ち、二回にメジャー初失点を喫した。
二回、失策と安打で無死一、二塁のピンチを招いた。それでもガーバーを空振り三振に仕留め、続くムーアを左飛に打ち取った間に一、三塁となった。ウリアスにはカウント1-1からのスプリットをうまく拾われ、左翼線へはじき返された。これでメジャーデビューからの連続イニング無失点記録は11回2/3でストップ。ただ先頭打者がエラーでの出塁だったため、自責点は今永に記録されなかった。
初回を先頭のクロフォードを中飛に仕留めると、ロドリゲスを二ゴロに仕留めた。フランスにはフルカウントまで粘られながらも最後は内角スライダーで見逃し三振。鮮やかに三者凡退で立ち上がり、メジャーデビューからの連続イニング無失点記録を伸ばしていた。
前回登板のドジャース戦では4回無失点と快投しながらも、降雨中断で降板。約3時間の中断をはさんだことで無念の交代となった。2勝目の権利は確実かと思われた中、「そこはあんまり気にしてなくて。これがアメリカのスタイル。切り替えもしやすいですし」と意に介さず。デビューから10イニング連続無失点となり「やるべきことをフォーカスして。やるべきことをやっていることが今後も大事かなと。しっかり次の登板に向けてベストなピッチングができるように」と力を込めていた。