今永昇太 対策されても2勝目 3試合15回1/3を自責0と抜群の安定感
「マリナーズ1-4カブス」(13日、シアトル)
カブスの今永昇太投手(30)はマリナーズ戦に先発して5回1/3を投げ、5安打1失点(自責点0)で無傷の2勝目を手にした。
今永は2勝目を挙げたものの、マリナーズ打線に「しっかり対策された」と感じたという。「なかなか空振りも取れない、カウントも優位にならないところで、一枚上手に行くのが難しかった」と独特の表現で、苦しい内容を振り返った。
1-0の二回、味方の失策後に長短打を許し、同点とされた。なお2死二、三塁で「質の良い真っすぐを投げ込めばいい」と気持ちを切り替えたという。続く打者には4球全て速球を投げ込んで空振り三振に仕留めた。
試合展開に合わせ、精神状態や技術を対応させたマウンドさばき。3試合15回1/3を自責0と安定感抜群の左腕は、「もう一つ、勉強できたなと思う」と収穫を感じていた。