松井裕樹「恥ずかしい」乱闘騒ぎ中の大谷翔平へのペコリが話題 一夜明けの試合は完璧投球2勝目「みんなで頑張って勝てた」

 「ドジャース3-6パドレス」(14日、ロサンゼルス)

 パドレスの松井裕樹投手が完璧リリーフで2勝目を手にした。

 同点の六回2死一塁の場面から3番手でマウンドに上がり、7番アウトマンを三飛に仕留めると、その直後に味方打線が3点を奪って勝ち越しに成功した。回またぎの七回も三振を含む三者凡退。最後は好調ベッツのライナー性のピッチャー返しを好反応でさばいて勝利のバトンをつないだ。

 試合後の左腕は自身の2勝目に「運がいいのは悪いことじゃないと思う」と笑顔を見せる一方で「ありがたいですけど、(勝ち星は)先発投手につくのが一番だと思うので。今後そうなってほしいなと思います」と、先発陣に敬意。3連戦2勝1敗の結果を「みんなで頑張って勝てたんで良かったです」と喜んだ。

 シーズン10登板はチームメートのコスグローブと並んで両リーグ最多。5日のジャイアンツ戦からこの日まで5登板、5回2/3連続で無失点を継続している。「いろいろ修正を加えながら、フォームだったりを調整しているので、それがちょっと形になりつつあるかなと思ってます」。楽天時代の映像を見返すなど、現状に満足することなく、最善を尽くしている。

 前日の試合の五回に勃発した乱闘騒ぎでは右翼ポール際にあるブルペンから仲間たちととも駆け足で本塁付近まで走った。フィールド上で両軍選手がにらみ合い、一触即発の緊張感が漂うなか、注目を集めたのが、敵同士の松井と大谷の行動だ。1つ年上の先輩に向かって帽子を取って頭を下げる松井と、にっこり笑ってウインクを返す大谷。一連のやり取りが収められた動画はSNS上で拡散され、大きな話題となった。

 松井は「たまたま姿が見えたので…」と、計画的ではなく、反射的に取った行動だったと説明。SNS上でバズっていることには「恥ずかしいです」と照れ笑いを見せた。

 同じナ・リーグ西地区に属する両チーム。今後は5月10~12日のサンディエゴでの3連戦など、3カード8試合が残されている。次はどんなドラマが繰り広げられるのか、目が離せない。

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