YOSHIKI 大谷翔平&山本由伸と最高3ショット 大谷に「アメリカに住む日本人として勇気づけられています」
「ドジャース6-2ナショナルズ」(16日、ロサンゼルス)
X JAPANのYOSHIKIが16日(日本時間17日)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムでドジャース-ナショナルズ戦の試合前にピアノ演奏を行った。本番前には、ドジャースの大谷翔平選手(29)や山本由伸投手(25)と初対面を果たし、3ショットを撮影するなど交流。大谷について「尊敬する」「勇気づけられている」と語り、スタンドで最後まで生観戦した。試合では大谷は2安打を放ったが、得点圏に走者を置いた場面では3度凡退。今季の得点圏打率は・053となった。
ド軍本拠地でロック界と野球界のレジェンドが初対面を果たした。
試合前に大谷とガッチリ握手を交わしたYOSHIKIは、ロサンゼルス在住だけに「僕もアメリカに来て長いんですが、大谷選手が来て、スーパースターがアメリカで頑張っているのは尊敬する。アメリカに住む日本人として勇気づけられています」とリスペクトを口にした。
大谷から背番号17、山本から背番号18のサイン入りユニホームをプレゼントされ、YOSHIKIがスマートフォンで3人の自撮りをするなどノリノリ。3分間の談笑タイムには、2人から「野球を(同所で)見るのは初めてですか」などと尋ねられたという。米国で活躍している先人として「努力しているといつか結果は出るので、努力、努力、努力。それがメンタルにもつながる」と成功の秘けつを語った。
“日本の歴史上もっとも影響力のある音楽家”として紹介された出番では、中堅フィールド上にクリスタルピアノを持ち込み、Xの代表曲「ENDLESS RAIN」と米国国歌を演奏した。同所では過去にレディー・ガガ、デミ・ロヴァート、エルトン・ジョンらが演奏しており、著名アーティストに肩を並べた形。国歌演奏の冒頭で場内のスピーカーからピアノの音が出ないアクシデントが起きるも、即興演奏で場をつなぎ、改めて弾き直した。エレガントな演奏に観客はスタンディングオベーション。大きな拍手と歓声を浴びた。
不測の事態を乗り越え、演奏を終えたYOSHIKIは「アクシデントは付きもの。ああいうことあるんだね。でも、即興でうまくいったかな。今日は情報量が多い」と笑顔。書面でコメントも発表し「大谷選手、山本選手を見てさらに自分も世界に挑戦しようと思えました。感謝しています。濃い1日でした。超強行スケジュールの中でLAに戻ってきた甲斐がありました」と充実感をにじませた。