大谷翔平が3月20日開幕戦以来、得点圏でのタイムリー 浮いた変化球をきれいに右前に 得点圏連続凡退の記録にも終止符

 5回、右前適時打を放つ大谷(共同)
 5回、右前適時打を放つ大谷(共同)
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 「ドジャース-メッツ」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は3点を追う五回2死一、二塁の第3打席で右前適時打を放ち、得点圏に走者を置いた場面では3月20日の開幕戦以来となるタイムリーを放った。

 初球からスライダーを果敢に振って行った大谷。3球目は低めのボール球に手を出してファウルとし、追い込まれた。それでも外角のスライダーをカットし、浮いたところを右前に運んだ。

 これで3月20日開幕戦以来のタイムリー。5試合ぶりの打点をマークした。得点圏に走者を置いた場面では実に21打席ぶりの安打となった。

 ロバーツ監督は得点圏に走者を置いた場面で3打席連続初球凡退に終わった16日のナショナルズ戦後に「落ち着かないといけない」と語り、本人と直接会談する意向を明かしていた。

 初球からスイングしていったなか、決め球が浮いた失投を逃さなかった大谷。負の呪縛を振り払う一打で、チームは2点差に迫った。

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