ドジャース 打率・029の男が山本由伸の負けを帳消し!ロバーツ監督我慢の起用が実る 試合前に話題「見切りつけたくない」

 試合前の会見で質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)
 メッツ戦に先発した山本(共同)
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 「ドジャース4-9メッツ」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースは六回に試合前時点で打率・029のテイラーが2点タイムリーを放ち、試合を振り出しに戻した。山本の敗戦投手危機を救う一打にドジャースタジアムは沸き返った。

 試合前、ロバーツ監督の会見で話題に上がっていたテイラー。打率・029(35打数1安打)と絶不調だったが指揮官はスタメン起用。「確かに打ち損じが多いが、彼の実績(通算打率・237、104本塁打)を考えれば、35打席で見切りをつけたくない。だからきょうもいつも通り左投手に対して起用している」と説明した。

 六回は右腕ギャレットとの対戦だったが、ロバーツ監督は代打を起用せずそのままテイラーを送り出した。見事に左翼線へ打ち返し、初のクオリティースタートを達成した山本を敗戦投手危機から救った一打。ベンチで右腕も大きな拍手を送っていた。

 しかしチームは救援陣が炎上して大敗。連敗となってしまった。

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