レッドソックス・吉田 日米通算150号 主力欠場も今季初3安打にコーラ監督「素晴らしい仕事だ」
「パイレーツ2-4レッドソックス」(20日、ピッツバーグ)
一回に2点を先行したものの、二回以降は無安打に抑えられたレッドソックス打線で吉田が停滞ムードを一変させた。
2-1の六回1死一塁、昨季13勝の右腕ケラーの甘く入ったシンカーを強振すると高い放物線を描き、右中間席に届いた。今季2号、日米通算150号で勝利を引き寄せ「四球で走者が出たので何とかしたかった。打球がいい感じで上がってくれた」と喜んだ。
主砲ディバースや今季7本塁打のオニールの欠場が続き、この試合では4番カサスが左脇腹を痛めて途中交代した。指名打者の吉田への期待が高まる中で、一回には右前打。八回は左翼手の失策とされた当たりが二塁打に変更され、今季初の3安打でチームを救った。
コーラ監督は「いいタイミングで捉えることができた。素晴らしい仕事だ」と絶賛。吉田は「1本でも多く安打が打てれば」と貪欲だった。