MLBで「史上最悪」の退場劇 球審がファンのヤジをヤンキース監督の声と勘違いも「誰が言ったかなんて関係ない」公式HPも報じる
「ヤンキース-アスレチックス」(22日、ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ブーン監督がまさかの退場劇に巻き込まれた。球審がファンのヤジを監督の罵声と勘違いしたもので、FOXスポーツのベン・バーランダー記者は「史上最悪の退場じゃないか?」と自らのXで発信した。
初回、アスレチックス先頭のルイーズが死球で出塁。その後、ブーン監督と球審が小競り合いを始めた。いったんはその場で収まったが、一塁ベンチの上にいたヤンキースのファンが罵声を発した。球審はこれをブーン監督の言葉と勘違いし、即座に退場を宣告した。
何も言っていないのに退場を宣告されたブーン監督は大慌てで激怒。潔白を主張したが、MLB公式HPにアップされた「わずか5球でブーン監督は退場処分になった」という記事では「誰が言ったかなんて関係ない。お前はもういない」と球審が言い放ったという。
ブーン監督は昨年も球審のストライク、ボールの判定に対して抗議し、ジェスチャーをモノマネして退場処分を受けた過去がある。今季も10日のマーリンズ戦で退場処分を受けており、2度目となった。