菊池雄星 6回5安打2失点、手応え2勝目 同僚捕手も太鼓判「打者も距離が近くに感じる特殊な球」
「ロイヤルズ3-5ブルージェイズ」(22日、カンザスシティー)
ブルージェイズの菊池雄星投手(32)は敵地でのロイヤルズ戦に先発して、6回を5安打4奪三振2失点と好投。直球も変化球も自在に操り、無四球の安定した制球力で2勝目を挙げた。「ストレートはゾーン内に投げ、変化球はストライクからボールに。今日はできていた」と満足そうに振り返った。
一回からテンポ良く投げ、五回を終えて48球と完投ペース。六回にはガルシアに2ランを浴び、さらに2死二、三塁のピンチを背負ったものの、5番打者を変化球で遊ゴロに打ち取った。七回以降は救援に託した。
「今はバッターとの駆け引きや、反応を見ながら投げることができている。自分と戦っていた部分が対打者に移行している」と手応え。同僚の捕手も「相手打者も距離が近くに感じる特殊な球」と、球速以上にスピードを感じる菊池のボールに太鼓判を押した。