カブス・今永昇太が無傷開幕5連勝 圧巻7回無失点で防御率は驚異の0・78 メジャー全体トップ&唯一0点台 試合は劇的決着

 メッツ戦に先発した今永(提供・共同通信社)
 メッツ戦に先発した今永(共同)
 メッツ戦の2回を併殺打で締め、ガッツポーズする先発の今永(共同)
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 「メッツ0-1カブス」(1日、ニューヨーク)

 カブスの今永昇太投手が中4日で先発し、メジャー最長の7回を投げて87球、3安打無失点7奪三振という圧巻の投球を披露。開幕から無傷の5連勝を決めた。防御率もメジャー全体トップで、唯一の0点台となる0・78となった。

 今永は初回を3者凡退で立ち上がると、二回には4番アロンソを空振り三振に仕留め、その後、1死一、二塁のピンチを招いたが、7番ベイダーを併殺に打ち取って切り抜けた。

 四回には4番アロンソ、5番マルティネスを連続三振。六回、七回と3者凡退と最後までほぼ危なげない投球で勝利投手の権利をもって降板した。

 先発で開幕無傷5連勝は、日本人では02年の石井一久(ドジャース)、14年の田中将大(ヤンキース)に続く3人目の快挙となった。

 カブスは1点リードの九回に4番手ネリスが1死二、三塁のピンチを招いた。メッツの6番膜ニールの左飛で、三塁ランナーのアロンソがタッチアップ。しかし、際どいプレーとなったが、本塁はアウトとなった。メッツ側はビデオ判定を要求。判定に時間を要したが、覆らなかった。

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