レッドソックス・上沢「すごく興奮」 本拠デビュー2回無失点

 「レッドソックス1-3ジャイアンツ」(2日、ボストン)

 レッドソックス・上沢は「すごく興奮したし、緊張した」と高揚感を胸にマウンドへ向かった。1-3の八回。昨季36本塁打のソレアを三邪飛に打ち取ると、2死から4番コンフォートを空振り三振に。九回も三者凡退に抑え、本拠地フェンウェイ・パークで上々のデビューを飾った。

 打者6人を仕留めたのは全てスプリット。直球の最速は92マイル(約148キロ)で「僕の球速じゃこっちにいる選手と速球では勝負できない」と自覚している。カウントによってスプリットの落差を変え、手玉に取った。

 初登板までの道のりは平たんではなかった。日本ハムからポスティングシステムでレイズとマイナー契約。昇格はかなわず、3月末に金銭トレードでレッドソックスに移り、機会をうかがっていた。「任された役割をしっかり全うできるよう準備していきたい」。30歳右腕の新たな挑戦が始まった。

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