今永昇太、月間最優秀新人選出 開幕から無傷の4連勝&防御率0・98 エースの働きでけが人続出の先発陣支える
米大リーグ機構は2日(日本時間3日)、3・4月の月間各賞を発表し、カブスの今永昇太投手がナ・リーグの最優秀新人に選出された。月間無傷の4連勝、防御率0・98。リーグの最優秀投手賞は5勝無敗、防御率0・75のレンジャー・スアレス投手に奪われたが、カブス先発陣にけが人が相次ぐ中、快投でチームを支えている。
今永は昨オフにDeNAからポスティングシステムを使ってカブスと4年5300万ドル(約81億円)で合意。4月1日のロッキーズ戦でデビューして六回2死までノーヒットノーランの快投を披露するなど、6回無失点で初勝利を挙げた。2戦目のドジャース戦は四回まで2安打無失点の好投だったが、降雨中断で無念の途中降板。その後も実力を発揮し、4登板連続勝利と連勝街道をひた走っている。
ここまで6登板で5勝無敗、防御率0・78。ただし、直近の登板は5月1日だったため、対象となる4月の月間成績は4勝0敗、防御率0・98。27回2/3を投げて与四球3、奪三振28、被打率・181。カブスの先発陣はヘンドリクス、ウィックスがけがで離脱しており、今永がエース格の存在となっている。