大谷翔平、2戦連発9号先制2ラン 右手でガッツポーズ 本塁打部門トップに並ぶ 2年連続キングに向けて加速
「ドジャース-ブレーブス」(5日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、初回無死一塁の打席で中越え9号先制2ランを放った。打球がフェンスを越えるのを見届けると右手でガッツポーズ。昨季のホームランキングが4月21、23日以来、今季3度目、通算27度目となる2試合連発でナ・リーグ1位のマルセル・オズナ(ブレーブス)に並び、2年連続タイトル獲得に向けて加速し始めた。
前夜は2点リードの三回に6戦30打席ぶりとなる右中間8号ソロ。沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督が持つ球団の日本出身最多通算本塁打記録7本を抜いて新記録を達成した。試合後は「すっきりしました」と話したように四回には左翼線適時打、さらに七回には中前打を放って8戦ぶり5度目の1試合3安打の固め打ちでチームの3連勝に貢献した。
この日は試合前のフィールドでキャッチボールを行った。昨年9月に右肘手術を受け、来季の投手復帰に向けた投球プログラムの一環。セットポジションで構えた時のバランスなどを入念に確認しながら約60球を投げた。