ダルビッシュ 初回1死三塁のピンチをしのぐ キレ抜群の変化球で中軸寄せ付けず 日米通算200勝へあと3勝
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「カブス-パドレス」(6日、シカゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が先発し、初回1死三塁のピンチをしのいでスコアボードにゼロを刻んだ。
いきなり先頭のホーナーに三塁線を破られる二塁打を浴び、得点圏に走者を背負った。続くトークマンは二ゴロに打ち取ったものの、走者は三塁へ進塁。ここでハップを外角ツーシームで空振り三振に仕留めた。モレルは初球の外角スライダーで打ち取り、無失点で立ち上がった。キレ抜群の変化球が際立った投球内容だ。
ダルビッシュは首の張りにより、一時負傷者リスト入りしていたが、4月30日のレッズ戦で復帰し5回3安打無失点。今季初勝利をマークし、日米通算197勝目を挙げていた。チームも連敗中だったが、ダルの好投で負の連鎖にくさびを打ち、連勝がスタートした。
名球会入りとなる節目の記録まであと3勝のダルビッシュ。一日も早い達成に大きな期待がかかる。