大谷翔平評論家のアウトマン「きょうのホームランはBだ」と11号を格付け 過去に「巡航ミサイル」「あんなの不条理」発言
「ドジャース6-3マーリンズ」(6日、ロサンゼルス)
決勝弾を放ったドジャースのアウトマンは、中継のインタビューで「きょうのホームランは私が見てきた中で、ABCDの4ランクでBだったと思います」と笑みを浮かべながら評した。
初回、外角高めのボールをバックスクリーンへかっ飛ばした大谷。確信歩きの3戦連発11号だったが、チームの“大谷評論家”の判定はやや厳しめ?だ。「私は大谷がホームランを放つのが大好き」と前置きした上で、Bランクと評論。アウトマンの格付けも納得と言える。
4月23日のナショナルズ戦で大谷が自己最長の137メートル、打球速度はメジャー最速の191キロで6号を放った際、グラウンド上でインタビューに答えていたアウトマンは「最後に翔平の本塁打の話をしていいですか?」と自ら切り出した。
「まるで巡航ミサイルのような弾道だった。あんなの不条理。あり得ない。今まであんなの見たことがない。すごかった」と少年のように目を輝かせていた。あの時の衝撃をAとすれば、すごい一発だったが確かにBランクも妥当かと思えてくる。
自らは同点に追いつかれた直後の二回にバックスクリーンへ決勝2ラン。三回にはT・ヘルナンデスにも一発が飛び出し、4発6得点で5月負けなしの5連勝。貯金を最多の「11」まで増やした。