ダルビッシュ 5回無失点、古巣のカブスに雪辱 日米通算200勝まであと2勝
「カブス3-6パドレス」(6日、シカゴ)
パドレスのダルビッシュが古巣のカブスに雪辱した。4月8日の対戦では3回4失点だったが、この日は5回無失点で白星。日米通算198勝目で、節目の数字にまた一歩前進し「球の力はあったし、体も元気だった。結果につながって良かった」とうなずいた。
リグリー・フィールドは2018~20年にカブスに所属し、慣れ親しんだ球場。四回まで毎回走者を出しながら、粘り強く点を許さなかった。
自己最多の16勝を挙げた22年の時の投球フォームをイメージして、83球を投げた。「体の強さに比べて球速が出ない時が今年は多いから」と理由を話し、映像を見たり書籍も読み返したりして好調時の姿を思い出した。
次回登板は12日(日本時間13日)のドジャース戦が濃厚で、大谷がけん引する同地区の強豪の前に立ちはだかる。