今永昇太に悪夢 8回に逆転2ラン被弾 7回まで4安打0封8Kの好投も チームは九回サヨナラ勝ち 開幕6連勝はお預け
「カブス3-2パドレス」(7日、シカゴ)
カブスの今永昇太投手が先発し、八回に痛恨の逆転2ランを被弾し、マウンドを降りた。
7回まで4安打無失点8奪三振の快投。この回で降板と思われたが、メジャー移籍後初となる八回もマウンドへ。しかし先頭の代打・アラエスに右前打。続くプロファーに左中間へ逆転2ランを浴びた。
しかし、チームはその裏、モレルの中犠飛で追いつくと、九回にブッシュの本塁打でサヨナラ勝ち。今永の2002年の石井一久(ドジャース)、14年の田中将大(ヤンキース)に並ぶ日本人投手最長の開幕6連勝は次回へお預けとなった。
今永は初回、1死から2番タティスをストレートの四球で歩かせたが、3番クロネンワースを左飛に打ち取ると、4番マチャドを速球で空振りの三振に仕留めた。二回も1死からソラノに詰まらせながらも左前にポトリと落ちる初安打を許したものの、後続を断った。
三回は2死からタティスを空振りの三振とするなど3人で片付けると、四回はクロネンワース、マチャドからも三振を奪い、3者連続三振とこの日も安定感抜群の投球を展開した。
六回、1死から右前へのポテンヒットとバントヒットでこの日初めてのピンチを背負った。続くマチャドは一塁側へのファウルフライに打ち取ったと思われたが、一塁手ブッシュと捕手アマヤが交錯して痛恨の落球。それでも今永は動ぜず。マチャド、ボガーツを連続三振に仕留めて、ガッツポーズを作った。
7回も3人で終わらせ、この回で降板と思われたが、メジャー移籍後初となる八回もマウンドへ。しかし先頭の代打・アラエスに右前打。続くプロファーに左中間へ痛恨の逆転2ランを浴びた。
打線は、右肋骨骨折から、この日復帰したベリンジャーが四回に右越えに先制のソロアーチを放ったものの追加点を奪えなかった。