4連勝の山本由伸、自己最長8回に「そこが一番良かった」 降板後、大谷と笑顔で談笑「『(最後に)三振取れてよかったな』って」
「ドジャース8-2マーリンズ」(7日、ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手が中5日で先発し、メジャー移籍後最長となる8回を投げ、5安打2失点5三振で自身4連勝となる4勝目をマークした。
初回、先頭打者に初球を本塁打され、連続無失点イニングが15でストップしたものの、以降はテンポのいい投球を重ねた。この日投じた97球のうちストライクが75球で、75・2%という驚異のストライク率をマークした。
山本はインタビューで「ホームラン2本打たれてしまいましたけど、いいボールも多かったですし、ストライク先行していけたのでそこが一番良かったかな」と自らの投球を振り返った。
初回、1番チザムに初球のストレートをまさかの先頭打者アーチ。しかし、その後はストライク先行の投球で凡打の山を築いた。六回に1死からこの日2本目のアーチを浴び、4月12日のパドレス戦以来の1試合2被弾となったが、その後もリズムを崩さなかった。
この日が本拠地での初勝利。「まだ本拠地初勝利してなかったので、すごくうれしく思います」と話し、「長いイニング投げられたので、そこが一番良かったかなと思います」と自己最長の8回を投げ切ったことを喜んだ。
八回、この日5つ目の三振を奪ってベンチに戻ると、大谷と笑顔で談笑。「きょう三振がすごく少なかったので『三振取れて良かったな」って言ってました」と明かしていた。