ドジャース・ロバーツ監督、神対応「一段落ついたので前に進める」 7連勝試合後の記者会見 水原元通訳有罪確定の質問にも不快感見せず

 試合後の記者会見で報道陣の質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)
 マーリンズに勝利しチームメートを迎えに出る大谷
 マーリンズに勝利しチームメートを迎える大谷(奥右から2人目)
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 「ドジャース3-1マーリンズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースは今季初の7連勝で同最多の貯金13。投手戦を制した試合後の監督会見の会場に一瞬、緊張感が走った。

 切り出し役でもある球団専属レポーターのワトソンさんの直後に地元局の男性レポーターがロバーツ監督に質問をぶつけた。

 「デーブ、ほんの1時間前にイッペイ・ミズハラが銀行詐欺の罪を認めることに同意しました。このことについてどう思いますか?2つ目の質問は今回の本拠地9連戦で7勝を挙げ、直近16戦では14勝。言えることはありますか?」

 あまりにも唐突な問いかけだったが、ロバーツ監督は一切不快感を見せない。表情や声のトーンを変えることなく、「まあ、通訳のことは本当に知らなかったのでコメントできることはないですね」。しかし、この一言で終わることなく、「これで一段落ついたので前に進んでいけるよ」と続けた。さらに2つ目の質問への返答も忘れることなく、「今の戦いぶりには非常に満足している」と言った。

 監督会見の後には選手が使用するクラブハウスが報道陣に開放されたが、大谷はナイター明けのデーゲーム出場による疲労の回復を優先させるためか、試合後は他の選手と同じようにすでに帰宅。球団広報部は報道陣に同選手が取材対応しないことを知らせた。

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