大谷翔平「試合以上に負荷かかる」腰の張り原因は試合前の筋トレ ダルビッシュとの対戦持ち越し「楽しみにしていた」 指揮官はあす先発復帰示唆

 腰の張りのためパドレス戦の先発メンバーを外れ、試合前に取材に応じる大谷
 腰の張りのためパドレス戦の先発メンバーを外れ、試合前に取材に応じる大谷
 腰の張りのためパドレス戦の先発メンバーを外れ、ベンチから試合を見守る大谷
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 「ドジャース-パドレス」(12日、サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手が腰の張りのため、先発メンバーから外れた。試合前に取材に応じ、前日の試合前のトレーニングから違和感があったことを明かした。

 前日の試合は「2番・指名打者」で出場し、4打席に立った後、九回に代打を送られて途中交代。大谷は「昨日のゲーム前からトレーニングでずっと違和感があった。(試合中は)悪化というか、張りが強く、何事もそうだが、間が空いた方がちょっとずつ症状が出てくるので」と、時間の経過ととも張りが強くなったことを説明した。

 昨年9月に右肘を手術している大谷は3月末から投球プログラムを開始。ほぼ2日に1回のペースでキャッチボールを継続し。10日の試合前には術後最多の約70球を投げたが、肉体への影響を否定したうえで「(今季は打者専念することで)トレーニングはピッチングがない分、ある程度はシーズン中もできてるかなと思う。そういうところで逆に昨日は(筋トレを)やってる時に試合以上にある意味、負担がかかるところ(メニュー)ではあるので、そこで多少違和感が出たかなと思います」と、トレーニングメニューが影響したことを明かした。

 腰の張りは過去にも経験しており、「長いことシーズンやっていれば必ず何かしらは出ると思うので、早い段階で長引かないようにっていう先手先手が大事かなと思います」と大谷。この日も試合前にトレーナー室で電気治療やストレッチを行うなどし、「今日はだいぶ改善されているし、そういう意味では良かったかなと思う」と話した。

 大谷同様、試合前に取材に応じたロバーツ監督は今回の13連戦の間に大谷に休養日を与える予定だったとし、あす13日のジャイアンツ戦の出場には「出ると思う」とスタメン復帰を示唆した。

 大谷はここまで40試合に出場し、ナ・リーグ1位の打率・352、同2位の11本塁打、27打点、9盗塁、両リーグ最高のOPS1・090をマーク。この日はパドレスの先発、ダルビッシュ有投手とシーズン3度目の対戦が注目されていたが、大谷は「楽しみにしていた。今後もある(5試合)とはいえ、少ないチャンスではあると思う。楽しみにはしています」と話した。

▽ドジャースのラインアップ

1番・遊撃 ベッツ      打率・335 6本塁打 27打点 OPS・974

2番・一塁 フリーマン    打率・309 4本塁打 23打点 OPS・901

3番・DH スミス      打率・315 4本塁打 26打点 OPS・865

4番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・258 11本塁打 33打点 OPS・834

5番・三塁 マンシー     打率・242 9本塁打 26打点 OPS・873

6番・中堅 パヘス      打率・298 4本塁打 13打点 OPS・833

7番・左翼 K・ヘルナンデス 打率・208 1本塁打 6打点 OPS・531

8番・二塁 ロハス      打率・259 2本塁打 6打点 OPS・759

9番・捕手 バーンズ     打率・207 0本塁打 2打点 OPS・602

   投手 ビューラー    0勝0敗 防御率6・75

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