元エンゼルスのデビッド・フレッチャー、違法スポーツ賭博に関与の疑い 米報道 大谷の元通訳・水原被告と同じ胴元

 かつてエンゼルスでプレーし、現在はブレーブス傘下3Aに所属するデビッド・フレッチャー内野手が、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で銀行詐欺などで訴追された水原一平被告が関わった南カリフォルニアの同じ胴元のスポーツ賭博に関与した、と17日(日本時間18日)、米スポーツ専門局ESPN電子版が伝えた。

 水原被告のスキャンダルを報じた同局のティシャ・トンプソン記者が複数の情報筋の話として伝えたところによると、フレッチャーの親しい友人で元ロイヤルズのマイナーのコルビー・シュルツが、同選手の出場するエンゼルス戦などに賭けたとしている。また、フレッチャーは野球以外の複数のスポーツの賭けていたという。

 MLBでは選手や球団関係者が野球以外のスポーツの賭博に関与することは許されれているが、水原被告が多額の借金を背負ったボウヤー氏が胴元を務める違法スポーツ賭博は認められていない。

 同局によると、米大リーグ機構は同選手に関するコメントを拒否。リーグの情報筋は同選手が過去に機構の調査を受けたことはなかったが、今後、受けることが予想されるという。

 フレッチャーは15年ドラフトでエンゼルスから6巡目に指名されて入団。大谷と同じ18年にメジャーデビューし、昨季まで6年間、一緒にプレーした。堅守巧打の選手として19年には打率・290、コロナ禍で60試合の短縮シーズンとなった20年には打率・319を残し、21年から5年2600万ドル(約40億円)で契約延長した。しかし、22年以降はけがや打撃不振で成績は安定せず、昨季はメジャー出場33試合に終わり、昨年12月にトレードでブレーブスへ移籍した。

 23年3月のWBCではイタリア代表で出場した。

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