大谷翔平がロバーツ監督とベンチで異例の話し合い 通訳介さず時折笑顔も NHKBS解説も「珍しいですね」
「ドジャース7-3レッズ」(17日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が試合中にロバーツ監督と通訳を介さずに話し込むシーンがあった。
五回裏の攻撃が始まる前だった。中継カメラがベンチで話し込むロバーツ監督と大谷の姿を映し出した。通訳を介さず試合中に指揮官と長時間にわたって会話するのはなかなか見られない光景。NHKBSで解説を務めた伊東勤氏も「珍しいですね」と語ったワンシーンだ。
試合後、ロバーツ監督は「打席の中で彼が何を考えていたのか、状況に応じた打撃について話をした」と明かした。その上で「昨日のボブルヘッド・デーでは打たなかったけど、重要な『大谷の日』にホームランを打ったね。低めの球を逆方向へうまくスピンをかけて打った。大きな当たりだったね」とたたえた。
大谷は三回の第2打席で左翼席へ13号2ランをたたき込んだ。四回2死一、二塁の第3打席ではフルカウントまで持ち込むも、最後は外角の変化球に空振り三振に倒れていた。じっくりと言葉を交わすと、最後は指揮官も笑みを浮かべていた。