今永昇太のある行動を米ファン絶賛「日本人は優しい」MLB公式が紹介「球審に敬意を」7回無失点で防御率驚異の0・84
「カブス1-0パイレーツ」(18日、シカゴ)
カブスの今永昇太投手が先発し、7回4安打無失点の好投を見せた。打線の援護無く白星を手にすることはできなかったが、防御率は0・84まで下降。これはMLB史上、新人投手のデビューから9試合で最高の記録となったと公式サイトが伝えた。
立ち上がり、いきなり先頭打者を四球で出塁させる珍しいシーンもあったが、後続を連続三振に仕留めるなどすぐに修正した左腕。二回以降は圧巻のピッチングでパイレーツ打線を4安打に封じ、ゲームを作った。
そんな中、MLB公式は今永のある動作に注目。球審から新しいボールを受け取る際、帽子のツバに人さし指を当てたり、頭を下げるなど、「ニューボールを受け取る際に、球審に敬意を示している」と指摘。これには米ファンも「日本人は優しい」「日本人は作りが違う」「野球で異文化を知ることができるのは素敵」といった声にあふれた。
試合後、球場に向かう際、ダンキンドーナツに寄るルーティンを明かし「いつもスモールアイスラテかミディアムアイスラテか、決まってないんですけど、コロコロ変わるやつだなと思われていると思います」と語り、会見場の笑いを誘っていた。