大谷翔平が三冠王になる可能性は?落合博満氏は2番が「ネックになってくる」と考察 好調の要因も分析「野球の基本ですから」
元中日監督の落合博満氏が19日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。ドジャース・大谷翔平選手が今季三冠王を獲得する可能性について、打順がネックになると指摘した。
現在、打率・358はMLBトップ、13本塁打は同トップタイ。打点はトップのオズナと9差の32打点となっている。ドジャース移籍1年目で進化した姿を見せているが「センター方向に打球が飛んでいることなんだろうと思います。無理して引っ張りにいかない。野球の基本ですから」と分析した。
その上で三冠王に話題が及ぶと「話題にするには早すぎる」とキッパリ。ただ「2番を打ってる以上、打点を稼げる打順ではない。そこがネックになってくる」と打順が壁になると指摘した。
共演した中畑氏が「3冠王狙えるって言っちゃえばいいのに」に「可能性はなくはないですよ」と落合氏。自身は現役時代にプロ野球で3度の三冠王を獲得した。それだけに説得力がある考察だった。