ダルビッシュが7回2安打無失点9Kの圧巻投球で通算200勝の権利 計25回連続無失点
「ブレーブス-パドレス」(19日、アトランタ)
パドレス・ダルビッシュ有投手が先発。7回2安打無失点9奪三振の好投で、日米通算200勝と4勝目の権利を手にした。これで、4月15日・ドジャース戦の四回に失点して以降、登板4戦連続(5イニング以上)、計25イニング連続無失点となった。
前日の試合が雨天中止。スライド登板となったが、経験豊富なダルビッシュには関係なかった。初回2死から二塁打を打たれたが無失点。二回も先頭の出塁を許したが併殺で切り抜けた。150キロ超の速球にカーブを効果的に織り交ぜ、安定した投球を見せつけた。
ダルビッシュは2005年に日本ハムでデビュー。初登板初勝利をマークするなど93勝で海を渡り、この日の登板前までにメジャーで106もの白星を積み上げた。このまま日米通算200勝達成となれば、日本人メジャーリーガーで野茂英雄、黒田博樹に次ぐ3人目の快挙だ。
前回登板のドジャース戦で199勝目を挙げた際には「なるべく早く達成して気が楽になりたい。今日のことをしっかり反省し、次にもっと良くなるように頑張りたい」と語っていたダルビッシュ。37歳になった今季も安定感は揺らがず、チームをけん引している。