ダルビッシュ ウイニングボール「もらってない」7回9K無失点で節目の日米通算200勝
「ブレーブス1-9パドレス」(19日、アトランタ)
パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、日米通算200勝の金字塔を成し遂げた。敵地でのブレーブス戦に先発し、7回を2安打、9奪三振、1四球で無失点と快投。メジャーで107勝、日本で93勝をマーク。日米通算200勝は野茂英雄、黒田博樹に続く3人目となった。以下、ダルビッシュとの一問一答。
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-通算200勝達成。今の気持ちは。
「パドレスが自分と(2028年まで)契約をしてくれているから(野球が)できているので、自分にできることは明日からまた謙虚にやっていくこと。きょうのことはきょうで忘れたい」
-この先目指すことは。
「201勝目ですね。次の試合、またホームで投げると思うので、その試合をしっかり長いイニング投げられるように調整していきたい」
-ウイニングボールは。
「ないです、そういえば。どこいったんでしょう。もらっていないです。まあ大丈夫です」
-ここ最近、選手生活の終わり、引退を意識した発言がある。
「若い時に比べたら現実味がある。引退後、何をしようかとか、準備はしておいた方がいい。あと5年、契約が残っているが、その時になんとなく1年前に準備するのではなくて、今ぐらいからどういうことを勉強しておこうとか、どういうことをやりたいと思うかとか。準備しておいた方がいい」
-最後を日本でプレーする可能性は。
「それもないとは言い切れない。将来のことは全くわからない。現時点では、例えば今、急にパドレスをクビになって日本でプレーするといわれると現実的ではない」