大谷翔平2年ぶりバント安打は「(10点満点中)2点」ロバーツ監督が辛口採点で爆笑誘う「結果は10点満点だった」

 「ドジャース6-4ダイヤモンドバックス」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷が初回の打席でバント安打を成功させた。22年4月20日のアストロズ戦以来、約2年ぶりの珍しいプレーだった。

 前夜の試合で延長十回、移籍後初のサヨナラ適時打を放ったヒーローがまさかの一打。内野陣が右へ寄る“大谷シフト”でがら空きになった三塁線を狙った意表を突くプレーに試合後のロバーツ監督は「とても驚いた」と感想。「彼は野球をやっている。(三塁手の)スアレスが下がっているのを見て一発で決めたね。それほどいいバントではなかったけど、彼がいかに速いかを証明している」とにこやかに話した。

 理想の三塁線際へのゴロだったが、打球は投手のわずか左。しかし、慌てた相手投手の送球がそれ、一塁手が落とす間に一塁を駆け抜けてこの日唯一の安打を記録した。

 現役時代の2003年に走者なしの場面で39回中16回のセーフティバントを成功させている指揮官。バントのスペシャリストはこの日の大谷のバントの採点を求められると、「そうだね、たぶん、(10点満点中)2点だね」と辛口採点で報道陣を笑わせた後、「でも、結果は10点満点だよ」と言ってウインク。ふたたび、会見場が笑いに包まれた。

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